疑問

リーマス600mgで調子が悪化したまま7回目の診察日を迎え、その旨を伝えると主治医はまた悩んでいた。普通は増薬していくに連れて調子が良くなるそうだけど、僕の場合はそうじゃなかった。ここまで薬が合わないことはよくあることなのだろうか。内科や耳鼻科で出される薬はすぐに効いてくれるんだけど、精神科で出される薬と何が違うんだろうか。

こんな風に診察毎に疑問が生じることが多い。その度に質問するようにしているのだけれど、今回は聞けなかった。なぜなら主治医がすごく忙しそうだったから。
僕が通っているのは大学病院の精神科で、医学生やインターンも大勢いるので、医者が相手にするのは患者だけではないのだ。診察中も指導担当の学生を気にしてよそ見することもあるし、呼び出されて病棟を走り去っていくのも見たことがある。

そういう事情を一応分かっているつもりだけれど、僕はもっとじっくり話を聞いてもらいたい。診察でいろいろ話を聞いて、質問をして、自分が今どういう状況なのかを逐一確認したい。それを踏まえて明日からどうやって過ごせば自分を保てるのかを考えたい。
そうなってくると、病院を変えるのもありだと思うようになった。体力の要る選択だから、もう少し考える必要があるけど、その方が僕にも主治医にも良いように感じる。

リーマスを400mgに減らして様子を見ているが、気分は安定するものの身体がきつい。次の診察ではどんな処方に変わるだろうか。そもそも薬に頼りっぱなしでいいのか、難しい。