破傷風を疑われて、最終的にうつ病と診断された話

飼い犬に足を噛まれて外科を受診したところから、最終的にうつ病と診断されるまでのログをつけようと思う。何がきっかけで病気が発覚するか分からないので、これを読んでまさか私も…なんて思った人(がいるかは疑問だけど)は、ぜひ病院に行ってみてほしい。


09/26 《飼い犬に足を噛まれ、外科を受診して破傷風ワクチン接種》

飼っているミニチュアダックスフントに足を噛まれた。噛まれてすぐに傷口を流水で洗い、消毒して絆創膏を貼っていたが、翌日には赤く腫れて地面に足を着けるだけでも激痛。日曜も診療していた総合病院の外科を受診して、傷口を切開してから消毒、破傷風ワクチンを接種して様子を見ることになった。念のために抗生剤と鎮痛剤も処方された。

10/02 《腫れがひかないので外科を再受診、抗生剤追加》

処方された3日分の抗生剤を飲み終わっても傷口の腫れがひかず、痛みもあったので同じ総合病院の外科を再受診する。傷口に膿が溜まったりしていないので、5日分抗生剤を追加することになった。追加分の薬を飲むうちに腫れと痛みは治まってきて、日常生活に支障ない程度になった。

10/14 《微熱と体の痛み・だるさが続く》

大学で研究をして帰宅すると、微熱と腰や背中に痛みがあった。この頃から異常に疲れやすくなって、帰宅後は食事も摂らずに横になっていることが増えた。これは現在も続いている。バイトで立ち仕事が多い日は後背部が酷く痛み、横になるのもきついくらい。

10/16 《内科を受診、破傷風を疑いフラジールを処方される》

微熱と体の痛み、疲れやすくなったことを主訴に、犬に噛まれた時と同じ総合病院の内科を受診した。カルテを確認して破傷風のリスクがあったことから、主治医は破傷風によって熱や体の痛みがあるのではないかと診断。フラジールという原虫や細菌を殺す薬を処方し、症状の改善が見られるようであれば再度受診するように言われる。

10/20 《内科的異常が見られない為、精神科への紹介状を書いてもらう》

処方された薬を飲んでも全く症状は改善されず、むしろ体の痛みが悪化したことから再度内科を受診する。血液検査・尿検査・胸部レントゲン・エコー検査を行っても異常は見当たらず。自己免疫疾患を考えて抗核抗体なども調べてもらったが、こちらも異常なし。結局、自律神経失調症ではないかということで精神科への診断書を書いてもらう。

10/22 《精神科を受診、光トポグラフィー検査の結果うつ病と診断》

診断書を持って精神科がある近くの大学病院を受診。心理検査や血液検査、心電図などを行い、医学生による日常生活などについての予診があり、最後に光トポグラフィー検査を受けた。脳の血流を測って、グラフ化し、うつ病統合失調症などの鑑別を行うものらしい。全ての検査の結果が出揃ったところで、主治医による問診があり、僕はうつ病であると診断された。


うつ病と診断されて1ヶ月経ったが、未だ体調は回復せず、抗うつ薬の副作用と戦っている。精神的な症状より身体的な症状の方が強く出ているので、本当にうつ病なのか疑問に思うことも多い。ここにはうつ病に関するログをつけていって、いつか治ったときに最初から読みなおしてみたい。